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熱烈オファー!新庄さんハッスル出て
2006年10月31日(火) 10時44分 デイリースポーツ

 プロレスイベント「ハッスル」を主催するDSEがプロ野球界を引退した新庄剛志(34)に年間最大の祭典「ハッスル・マニア」への参戦オファーを出すことが30日、デイリースポーツの取材で分かった。昨年11月、和泉元彌(32)やレイザーラモンHGがデビューしたリングで新庄が華麗な転身を遂げれば、大会名が「SHINJOマニア」に変更される計画も明らかになった。
 ハッスルが球界の枠を超えた稀代(きだい)のエンターテイナーに白羽の矢を立てた。DSE側は本紙の直撃取材に対して「新庄選手にハッスル・マニア参戦の正式オファーを出します。運動神経もいいし、パフォーマンスもできる。ハッスルにはうってつけの存在です」と、超大物獲得プランを激白した。
 奇想天外なパフォーマンスで球界の常識を覆し、観客動員数を上げた。今年3月25日の開幕戦(対楽天)でハーレーダビッドソンに乗って登場し、6月6日の阪神との交流戦では札幌ドームの天井から宙づりとなり守備位置に舞い降りた。スパイダーマンやゴレンジャー、カエルなどのかぶり物でも話題を呼んだ。そして、涙の日本一で引退の大団円。そんなスーパースターに、低迷するプロレス界の救世主としての期待も高まっている。
 イベントを運営するハッスル事業局は「ファンを楽しませる姿勢に共感する。独自のキャラが素晴らしい」と“即戦力”としての能力に太鼓判。ハッスルシリーズの集大成となる11・23「ハッスル・マニア」では昨年の和泉元彌とHGに続き、新庄が目玉だ。関係者は「新庄選手に参戦していただけるなら『ハッスル・マニア』を『SHINJOマニア』に変えてもいい」と、三顧(さんこ)の礼で迎え入れる覚悟。もちろん主役級の破格デビューを用意する。
 プロ野球出身のプロレスラーが誕生すれば、日本では1960年にデビューした元巨人軍投手の故ジャイアント馬場さん以来、46年ぶり。新庄が参戦すれば、ハッスルの悲願である地上波での全国中継への布石となり、力道山や初代タイガーマスクのごとく、かつて日本全国にプロレスブームを巻き起こしたヒーロー復活も期待される。
 実現への壁は高いが、ハッスルにはこれまで別分野の大物を数多く参戦させてきた実績もある。「一流のエンターテイナーであれば、プロレスに関係なくリングに上がってほしい」という姿勢が“ファイティング・オペラ”を掲げるハッスルの基本方針。11月23日、日本ハム時代の札幌ドームに続き、プロレスラー・新庄が横浜アリーナの天井から宙づりにされて降臨するかもしれない。

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